『令和2年10月改正バージョンアップのご案内(Ver1.115)』で対応したコメントパターンの入力内容を電子レセプトに出力するよう対応しました。
この対応により、例えばバージョンアップ前は電子レセプトビューア等で「%c」と表示されていた摘要欄文項目の文字列等も正しく出力されます。
コメントパターンに応じたレセプト出力
コメントパターンに応じたレセプト出力を「診療内容の入力画面」「電子レセプト出力」「紙レセプト印字」のご案内をします。
コメントマスタに登録されているコメントコードの他に「文字列」または「部位」を記録するコメントです。
※任意で入力した文字が一行に収まらない場合、電子レセプトの参照では文字を折り返して表示するよう対応しました。
<診療内容の入力画面>
<電子レセプト出力>
830100386→除去部位 ※「102700」は左上7番を示しています
830100387→除去した歯冠修復・補綴物の種類
<紙レセプト印字>
コメントマスタに登録されているコメントコードの他に「数値情報」を記録するコメントです。
<診療内容の入力画面>
<電子レセプト出力>
842100063→訪衛指単一建物診療患者数
<紙レセプト印字>
コメントマスタに登録されているコメントコードの他に「年月日情報」を記録するコメントです。
<診療内容の入力画面>
<電子レセプト出力>
850100330→時間外緊急院内画像診断加算撮影開始日
<紙レセプト印字>
別表に「年月のみ記載する」と記載された項目については、診療内容登録画面では年月日まで表示しますが、レセプトでは年月のみ出力(印字)します。
(例)機械的歯面清掃処置
(2回目以降の場合)前回実施年月を記載すること。
<診療内容登録画面>
<電子レセプト出力>
850100346→歯清前回実施年月
年月のみの場合は日付が「00」と出力されます。
<紙レセプト印字>
コメントマスタに登録されているコメントコードの他に「時刻情報」を記録するコメントです。
<診療内容の入力画面>
<電子レセプト出力>
851100024→訪問歯科衛生指導開始時刻
<紙レセプト印字>
電子レセプトチェックエラーについて
電子レセプトのチェックエラーについてご案内します。
電子レセプトの請求上、使用できない文字が入力されている場合、診療内容の入力画面で[OK]をクリックすると以下のチェックメッセージが表示されます。
<チェックメッセージ>
「はい」をクリックするとエラーの内容が表示されますので、使用できない文字を修正してレセプト請求を行ってください。
(以下の例は「髙(はしごだか)」がエラーとなっています。)
※エラーとなった摘要欄文項目は斜体フォントで表示されます。
<電子レセプト出力について>
診療内容の入力画面で入力し直しを行っていない場合は、電子レセプト出力時に「エラー患者数」で出力されます。
「エラー行のみ表示」にチェックを入れ、[エラー参照]をクリックすると、以下のエラーメッセージ画面が表示されます。
<エラーメッセージ>
上記エラーメッセージが表示された場合は、診療内容の入力画面で修正し、再度、電子レセプト出力の「患者集計」からレセプト作業を行ってください。
コメントパターン30の摘要欄文項目に、必要な文字列や部位が入力されていない場合、診療内容の入力画面で[OK]をクリックすると以下のチェックメッセージが表示されます。
<チェックメッセージ>
「はい」をクリックするとエラーの内容が表示されますので、必要な文字列または部位を入力し直してください。
※エラーとなった摘要欄文項目は斜体フォントで表示されます。
<電子レセプト出力について>
診療内容の入力画面で入力し直しを行っていない場合は、電子レセプト出力時に「エラー患者数」で出力されます。
「エラー行のみ表示」にチェックを入れ、[エラー参照]をクリックすると、以下のエラーメッセージ画面が表示されます。
<エラーメッセージ>
上記エラーメッセージが表示された場合は、診療内容の入力画面で修正し、再度、電子レセプト出力の「患者集計」からレセプト作業を行ってください。
レセプト出力時に自動で挿入する摘要項目について
詳細はこちらをご確認ください。
摘要文を合算しないように対応しました
電子レセプト出力において、同じ摘要欄文項目が同月に複数入力されている場合は合算しないように対応しました。
電子レセプトについては9月以前は合算し、10月以降は合算しないよう対応しました。
紙レセプトについては10月以降もこれまで通り合算します。
(例)
10/13 左下5番 除去困難 FMC
10/20 左下7番 除去困難 FMC を入力した場合
<9月以前>
<10月以降>