令和6年9月診療分(10月請求分)よりレセプトがオンラインでの請求に移行となることから、これまで電子レセプトでの請求に対応できていなかったケース(スポーツ振興保険や学校医療券と公費利用の治療が混在、月途中からの公費変更、3併 等)について出力できるよう対応しました。
各ケースごとの操作方法を「サポート情報サイト」にご用意しております。
<各操作方法>
※今回の対応は電子レセプト出力への対応となります。会計金額は手計算が必要となりますので上記各操作方法をご確認ください。
※これまで電子レセプトで正しく出力ができていた患者(上記ケース以外)については、患者情報の登録や電子レセプト出力方法等に変更はありません。
診療内容登録への対応
診察料や処置毎に公費対象外の設定が行えるよう、診療内容登録に「公費対象外設定の編集」画面を設けました。
画面の開き方、及び新設した画面については以下をご確認ください。
※「公費対象外設定の編集」画面は、令和6年9月診療分以降の診療日にカーソルがある場合のみ開くことができます。
- 「診療内容登録」画面のメニュー「その他」から「公費対象外設定の編集」をクリックします。
(右クリックメニュー「公費対象外設定の編集」からも開くことができます) - 「公費対象外設定の編集」画面が開きます。
公費毎に公費の対象外とする設定を行う事ができます。
①
基本診療料の公費対象外設定を行う事ができます。
[□公費1を対象外にする]
→チェックをつけると基本診療料が全て公費1の対象外となります。
[□公費2を対象外にする]
→チェックをつけると基本診療料が全て公費2の対象外となります。②
処置毎の公費対象外設定を行う事ができます。
[□公費1]
→チェックをつけると該当の処置が公費1の対象外となります。
[□公費2]
→チェックをつけると該当の処置が公費2の対象外となります。
※各ケースによって設定内容が異なります。前述の「サポート情報サイト」掲載の各ケースごとの操作方法をご参照ください。
(注意)
原爆医療公費(19)患者についてはバージョンアップ前と同様、自動で公費対象の設定等を行います。処置毎の対象外設定が必要な場合は「原爆(19)公費対象外設定の編集画面」で行ってください。「公費対象外設定の編集」画面は使用しないでください。
電子レセプト出力への対応
<「UKE編集」画面を設けました>
出力した電子レセプトの編集を行えるよう「電子レセプト出力」に「UKE編集」画面を設けました。
画面の開き方、及び新設した画面については以下をご確認ください。
- 「電子レセプト出力」画面にて、通常通り[ F10 出力 ]で電子レセプトを出力します。
- 出力後に開く「電子レセプトの参照」画面で該当患者を選択し、右下の[編集]をクリックします。
- 「UKE編集」画面が開きます。
必要に応じてレセプトに出力したい値を入力してください。
※各ケースによって設定内容が異なります。前述の「サポート情報サイト」に掲載しております各ケースごとの操作方法をご参照ください。
<レセプトの合算に対応しました>
令和6年9月診療分(10月請求分)以降、複数に分かれたレセプトをひとつに合算する事が可能な場合(月途中から公費が適用となり保険変更をしている場合等)、変更前後の内容を自動で合算しレセプト出力するよう対応しました。
合算した患者は<<電子レセプト出力対象患者>>のリストで【合算】と表示します。
(補足)
患者負担のある公費が含まれる場合は、合算後に「UKE編集」画面で作業が必要になるケースがあります。以下のケースが該当いたしますので、操作方法をご確認の上「UKE編集」画面で作業を行ってください。