｢外来後発医薬品使用体制加算」特例措置への対応

外来後発医薬品使用体制加算（外後発使）について、医薬品の供給が不安定な状況を踏まえ、後発医薬品の推進を図りながら医薬品の安定供給に資する取り組みを実施する場合の特例措置として、令和5年4月1日から令和5年12月31日までの期間に限り以下の内容が適用されます。

	特例措置（令和5年4月～12月） ※｢追加の施設基準｣を満たしている場合	現行
外来後発医薬品使用体制加算１（90％以上）	7点（+2点）	5点
外来後発医薬品使用体制加算２（85％以上）	6点（+2点）	4点
外来後発医薬品使用体制加算３（75％以上）	4点（+2点）	2点

これに伴い、項目マスターへの対応、及び、追加の施設基準を満たしている場合に対象診療期間内で特例措置の点数で入力ができるよう診療内容への対応等を行いました。

※特例措置の加算点数は「追加の施設基準」を満たしている場合に適用されます。環境設定での設定が必要となりますので、後述の「特例措置加算項目の自動算定設定方法と診療内容登録での入力について」-＜環境設定での設定方法について＞をご確認ください。

※追加の施設基準を満たさない場合は、既存の点数での算定となります。

◇◆『令和5年4月改正情報サイト』をぜひご活用ください◇◆
｢外来後発医薬品使用体制加算」について、施設基準や算定条件等についての解説を掲載しております。ぜひご活用ください！

保険処置項目の新規追加を行いました

特例措置への対応に伴い、保険処置項目の新規追加を行いました。

＜令和5年4月より新設の保険処置項目＞

令和5年4月診療分以降、特例措置の点数で｢外来後発医薬品使用体制加算」の自動算定を行うためにはバージョンアップ後に環境設定での設定が必要となります。

＜環境設定での設定方法について＞

上記の通り環境設定で設定を行っていただいたくと、令和5年4月以降の診療内容入力画面での院内処方入力時に特例措置の加算項目を自動算定します。

※｢外来後発医薬品使用体制加算」の算定には届出が必要です。